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『月刊マクロビオティック』おすすめ記事

コラム:桜沢如一のコトバに学ぶ

「思考停止を招く洗脳装置の罠」
日本CI協会刊「マクロビオティック誌」連載
2016年1月号掲載(第64回目)
寺子屋TAO塾代表 波多野毅

「私たちの健康と幸福の村運動はこの際トクにこんな国で、こんな時代には絶対に宣伝してはならない。むしろ、ヒミツ結社風にやるべきである。宣伝を必要とする様なモノはスベテ不必要なインチキナモノである。私たちは太陽の如き、暗夜の北斗七星の如き行の人となるべきである。行で光る人! 宣伝をする時間と金があつたら、行と頭の食物にかけるべきである。宣伝マスコミは最低判断力の人間と云う名ばかりの動物にだけ必要なモノである。行は宣伝やマスコミよりハルカニムツカシイ。宣伝やマスコミのアミにかかる様な人間は、死滅の谷への下り道を急いでいる連中だけである。」(健康と平和)

我が国最大の宗教団体は、○○教でも、○○イズムでも、○○学会でもない。「テレビ教」という名の洗脳装置である。太平洋戦争後、アメリカは日本統治戦略において3S政策(Sex,Sports,Screen)を施した。性の解放とスポーツ・映画の奨励による愚民化政策は、大衆を娯楽に夢中にさせて政治に関心を向けさせない効果と、日々の労働の辛さを緩和する鎮痛剤の役割を果たした。

戦後、GHQが主導したパン食キャンペーンは、日本を自国の余剰小麦のはけ口とし、さらには将来の小麦の客として育成するという狙いを隠し持っていた。アメリカの小麦戦略は見事に成功し、日本人は戦前までの伝統的食形態よりも欧米型食生活のほうが望ましい食生活の在り方だと考えるようになった。

テレビで人気の司会者が健康にいいと言えば、翌日にはお茶の間の主婦たちがスーパーに長蛇の列を作る。御用学者が放射能は問題ないと言えば鵜呑みにし、イケメン俳優、美人タレントが○○を愛用すれば即買いに走る。テレビで垂れ流される情報を無批判に信じる「一億総白痴化」は進み、お上意識は中央官庁よりさらに上のアメリカ様へと拡がった。今こそ我々は、こうした構造の背景には、さらに多国籍企業の支配があると知った上で、物事を判断する「知」の修練が必要だ。音義学的には、「血」と「土」と「命」に通底する「ち」への深い洞察力を育む「行」が!

 

波多野 毅

波多野 毅 /はたの たけし
(一般社団法人TAO塾代表理事・熊本大学大学院特別講師)


1962年熊本県生まれ。
一般社団法人TAO塾代表。修士論文のテーマは「食の構造的暴力と身土不二の平和論」。現在、熊本大学紛争解決平和構築学研究室客員研究員。鍼灸学生時代、日本CI協会、正食協会にてマクロビオティックを学び、93年Kushi Institute勤務。笑いながら東洋医学の哲学を学べるエデュテイメントを展開中。著書に「医食農同源の論理」「自遊人の羅針盤」など。

※この記事は「月刊マクロビオティック」で連載しています。