日本CI協会はマクロビオティックの創始者桜沢如一によって創設された日本で最も歴史のあるマクロビオティックの普及団体です。

home クッキングスクール イベントのご案内 書籍紹介 ショップ・レストラン情報 リンク アクセス お問い合せ

活動と入会案内

■会長からのごあいさつ
■概要
■理念
■沿革
■『入会のご案内』
■マクロビオティックとは
・辞書で引くと・・・
・桜沢如一・桜沢里真
・コラム
■研修制度

スタートセミナー日程



健康・病院案内

■健康相談
■定期健康講座
■病院案内

月刊マクロビオティック
食養生や料理レシピなど最新情報が満載です。

■最新号目次
■ご入会の案内
■図書館


マクロビオティックWeb

マクロビオティックWeb

マクロビオティック商品の商社オーサワ

マクロビオティック商品の商社オーサワ

リマネットショップ

 

Home月刊マクロビオティック > 抜粋記事〜コラム

『月刊マクロビオティック』おすすめ記事

コラム:桜沢如一のコトバに学ぶ

「シュガーブルース〜砂糖病」
日本CI協会刊「マクロビオティック誌」連載
2015年5月号掲載(第56回目)
寺子屋TAO塾代表 波多野毅

「お米は大部分炭水化物で、砂糖と同じ性質を持っているのです。お米の最大部分は糖分であります。だからお腹へ入ればみな甘酒になるのです。その上に化学製品の砂糖を取ったら悲惨なことになるのです。如何に恐ろしい悲劇が生まれるかを私は沢山本に書いています。糖分の摂取量が文化のバロメーターである
等という、愚かな砂糖会社、ユダヤ的、唯物論的、資本主義的営利会社の第五部隊の手先たる医学や、栄養学の口先きにのってはいけません。」(「一つの報告」)

桜沢の著書「砂糖の毒と肉食の害」が出版されたのが1939年。「あなた方は皆三白眼だ」の英訳本を作家・ウィリアム・ダフティと共著したのが1965年。その10年後、ダフティの書いた「SugarBlues」(砂糖病)はミリオンセラーになり、砂糖の毒性を科学的に説いた古典的著作となった。大女優の妻・グロリア・スワンソンの後押しもあって、この本をきっかけにマクロビオティックに興味を持った欧米人は多い。

しかしながら、08年にニューヨーク州初の盲目黒人知事・デビッド・パターソン知事が「砂糖入り飲料に対して18%の課税」を提案した際には、清涼飲料水大手のペプシコが州外への本社移転をほのめかすなど、業界の猛烈な反対に遭い、同法案は撤回された。

また、12年にはロバート・ラスティグら米国カリフォルニア大学の医師たちが英国の科学雑誌ネイチャーに「砂糖は毒」であるとして発表し、課税や子どもへの販売制限などを提案したが、砂糖や飲料の業界団体が一斉に反論する事態となった。

食の構造的暴力の最たるもの「砂糖」をテーマにした最新映画を紹介したい。その名も「SugarBlues」。

チェコ人女性の監督が自らの体験をもとに製作したドキュメンタリー映画。かつて私が欧州無銭旅行の際に講演を企画してくれたKushi Institute of Europe校長の故・アデルバード・ニールセン氏も出演している。映画の影響は大きい。第二の「スーパーサイズ・ミー」になることを密かに願っている。

 

波多野 毅

波多野 毅 /はたの たけし
(一般社団法人TAO塾代表理事・熊本大学大学院特別講師)


1962年熊本県生まれ。
一般社団法人TAO塾代表。修士論文のテーマは「食の構造的暴力と身土不二の平和論」。現在、熊本大学紛争解決平和構築学研究室客員研究員。鍼灸学生時代、日本CI協会、正食協会にてマクロビオティックを学び、93年Kushi Institute勤務。笑いながら東洋医学の哲学を学べるエデュテイメントを展開中。著書に「医食農同源の論理」「自遊人の羅針盤」など。

※この記事は「月刊マクロビオティック」で連載しています。