日本CI協会はマクロビオティックの創始者桜沢如一によって創設された日本で最も歴史のあるマクロビオティックの普及団体です。

home クッキングスクール イベントのご案内 書籍紹介 ショップ・レストラン情報 リンク アクセス お問い合せ

活動と入会案内

■会長からのごあいさつ
■概要
■理念
■沿革
■『入会のご案内』
■マクロビオティックとは
・辞書で引くと・・・
・桜沢如一・桜沢里真
・コラム
■研修制度

スタートセミナー日程



健康・病院案内

■健康相談
■定期健康講座
■病院案内

月刊マクロビオティック
食養生や料理レシピなど最新情報が満載です。

■最新号目次
■ご入会の案内
■図書館


マクロビオティックWeb

マクロビオティックWeb

マクロビオティック商品の商社オーサワ

マクロビオティック商品の商社オーサワ

リマネットショップ

 

Home月刊マクロビオティック > 抜粋記事〜コラム

『月刊マクロビオティック』おすすめ記事

コラム:桜沢如一のコトバに学ぶ

「シンプル イズ ビューティフル」
日本CI協会刊「マクロビオティック誌」連載
2015年1月号掲載(第52回目)
寺子屋TAO塾代表 波多野毅

「私は初めて知ったのです。陽は陰のうちにあるのだということを。陰は陽を内に持っているのだということを。そして、最大の偉大さと最も大きな動きと、最も深い深さと、あらゆるものを包んだ最も簡素なものが最も美しいものだということを。簡素とは真理の烙印であり、力の形式であり、生命の表現であり、宇宙の秩序そのものの姿であることを! 複雑なものほど醜い。複雑なものほど弱い。マコトは簡素なものである。(中略)この自然界の美しさは、みな簡素そのものであり、健康そのものの美しさです。みな「いのち」の輝きです。マコトの美しさであって、お化粧の美ではありません。」(バイキンの国探検」)

 卵の中央には黄身があり、果物の中央には種がある。陰性なる女性は、体内奥深くに極陽性の卵子を抱く。無双原理十二定理「万物その内奥に陽を蔵し、外面に陰を負う」は森羅万象を通底し、極小世界では、電子の回る中央に陽子を見出し、極大の世界では、惑星の回る太陽系の中心に太陽を見出す。


過日、マクロビオティック料理研究家の天野朋子さんと一緒に、陶芸家の細川護光さんの釜入れを手伝わせていただいたご縁で、天野さんのお母さん(NHK等で活躍されている時代考証家)にお誘いいただき、熊本・水前寺公園で行われた護光さんの茶会に列席した。護光さんは細川護煕元首相のご子息であり、細川三斎流の茶会に招かれたというわけだ。


 三斎流は、茶禅一味の悟道を会得した千利休七哲(千利休の高弟7人を指す呼称)の一人である細川忠た だおき興公を流祖とする武家茶道。極限までムダを省いて、たどりついたシンプルな美に感動した。
かつて、ヨーロッパがルネサンスで、大聖堂に巨大な天井画を描き、天動説、地動説を議論しながら宇宙の「神秘」に目を向けていた時代、日本では禅の精神文化が茶道、華道、武道、建築、造園、書、陶芸と様々な分野に影響を与え、引き算の美学で「幽玄」を追っていた。まさに、「井の中の蛙大海を知らず、されど大空の深さを知る」である。

波多野 毅

波多野 毅 /はたの たけし
(一般社団法人TAO塾代表理事・熊本大学大学院特別講師)


1962年熊本県生まれ。
一般社団法人TAO塾代表。修士論文のテーマは「食の構造的暴力と身土不二の平和論」。現在、熊本大学紛争解決平和構築学研究室客員研究員。鍼灸学生時代、日本CI協会、正食協会にてマクロビオティックを学び、93年Kushi Institute勤務。笑いながら東洋医学の哲学を学べるエデュテイメントを展開中。著書に「医食農同源の論理」「自遊人の羅針盤」など。

※この記事は「月刊マクロビオティック」で連載しています。