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『月刊マクロビオティック』11月号おすすめ記事

【特別対談】

マクロビオティックからオーガニックの道へ

オーガニック検査員
有限会社リーファース代表 
水野 葉子
×
日本CI協会 会長
勝又 靖彦

 オーガニック検査員の第一人者である水野葉子さん。大学を卒業し就職した後、アメリカ・ミネソタ州立大学院に留学し、アメリカでは合計14年間生活。その中で数多くのマクロビオティック指導者たちと出会い、ご自身もマクロビオティックの食事を始めたことで体調が改善され、食物が身体に与える影響を実感しました。
 「食べ物が身体を作る」。そのことがオーガニックへの道へと繋がり、そして日本人として初めてアメリカの「IOIA(国際オーガニック検査員協会)」のオーガニック検査員資格を取得しました。
 水野さんにアメリカでの生活と、ご自身の原点であるマクロビオティックやオーガニックの現状、将来について伺いました。

 

始まりはマクロビオティック

編集部:本日はようこそお越しいただきました。
 水野さんはオーガニックの世界では第一人者ですが、その原点はマクロビオティックだと伺いました。どのようなきっかけがあったのですか?

水野葉子氏(以下、水野):私は大学卒業後、アメリカへ留学してアメリカでは合計14年間暮らしました。その時の食生活といえば、アメリカサイズのアイスクリームやTボーンステーキ、生クリーム、フルーツといったものでした。その結果、体がだるい、冷えるなど、どこか体調がおかしくなっていたんだと思います。
 知人から桜沢如一さんのマクロビオティックのことが書いてある本を紹介されて読んでみると、その土地のものを食べると良い、食べ物全体を食べるのが良いと書いてある。とても興味を持ち、実践するようになりました。
 当時、私はまだ20代で周りにマクロビオティックを教えてくれる人もいなかったので、本を頼りにいきなり「7号食」(穀物だけの食事)をしていました。

勝又靖彦(以下、勝又):いきなり7号食とは、すごいことをしましたね。

水野:その後、当時アメリカで活躍されていた、久司先生ご夫妻や相原先生ご夫妻と知り合うことができ、お付き合いさせていただくうちに、カリフォルニアのヘルマン相原先生のところに通うようになり、特に奥様のコーネリアさんにはとても可愛がっていただきました。お土産にたくあんをいただいて飛行機に乗りましたが、匂いが心配だったのを今でも覚えています。

勝又:たくあんの匂いはアメリカ人にとってはかなり臭いと思ったことでしょうね。

水野:それから同じくカリフォルニアで梅を作っていた山崎順成(じゅんせい)さんと奥様の和子さんにも大変お世話になりました。和子さんから「こちら(アメリカ)の梅干しは高いでしょう」といってたくさんいただきました。実は奥様の和子さんは立教大学で私の先輩ということを知り、驚きました。
また、クリム吉見先生、友井寛先生や田中愛子先生など、たくさんの方とご縁ができ、皆さんに可愛がっていただいたことにとても感謝しています。

勝又:それもすごい縁でしたね。アメリカ中のマクロビオティックの先輩方と出会っていたのですね。

水野:ミネソタ大学で日本語を教えていたのですが、マクロビオティックを知って色々取材していた時にGeorge Ohsawa(桜沢如一)の影響でヒッピーを中心にコープ(協同組合)ができたと知り、とても感動したことを覚えています。
 その後、カリフォルニアにGOMF(George Ohsawa Macrobiot ic Foundation)ができましたよね。

勝又:そうですね。ジョン・デンバーやビートルズといった有名人にも影響を与えました。

 

一変した身体

勝又:水野さんの行動力には敬服していますが、マクロビオティックの先輩方と出会い、食事を実践して何か変
化がありましたか?

水野:マクロビオティックの身土不二、一物全体という考えに納得したこともありますが、それまでの乳製品、肉料理、フルーツ中心の食事から一新して玄米菜食中心の生活に切り替えて、冷え性もなくなり、身体の見違えるような変化に驚きました。
 「You are what you eat.」(食べるものによって身体が影響を受ける)ということを身を持って感じました。
それで行き着いたのがオーガニックの食品なのですが、原点はマクロビオティックなのです。

勝又:その当時、食材を入手するのは大変だったのではないでしょうか?

水野:はい、大変でしたが、先生や先輩たちから色々とアドバイスをいただいたり、お土産をもらったりしました。
 手に入らないものは日本に一時帰国する度にオーサワジャパンに足を運び、桜沢如一さんの本やマクロビオティッ
ク食品などをスーツケース一杯買い求めました。懐かしい思い出です。

勝又:一時帰国の度にオーサワジャパンで購入してアメリカへ戻られていたとは知りませんでした。ありがとうございます。仰っていただければ送りましたのに(笑)。

水野:それと、桜沢里真先生にはぜひ一度お会いしたくて。一時帰国をした時に訪ねて、クッキングレッスンを受けさせていただくことができました。貴重な体験でした。

勝又:一気に体質が改善されたのですね。水野さんはオーガニックの専門家ですが、マクロビオティックが原点にあったと聞き、嬉しい驚きです。

 

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※この記事は「月刊マクロビオティック」で連載しています。