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岡田英貞シェフのマクロの鉄人

2012年2月号〜この季節ならではの味覚を楽しみましょう

 節分、立春から始まる!月は、日差しが透明感を増し、ゆっくりとした春の胎動を感じる一方、思わぬ大雪や寒の戻りに震える油断のならない時期といえます。寒さに対する警戒を緩めず、火のしっかり入った体の温まる食事を続けながら、この季節ならではの味覚を楽しみましょう。
 主菜のカスレはフランス、ラングドック地方の郷土料理で、数種類の肉と白いんげん豆を煮込み、こんがりと焼いて仕上げたオーブン料理です。ここでは肉の代わりに厚揚げを用い、にんじんや玉ねぎを飴色に炒めたミルポワのソースをベースに、玄米ご
飯を下に敷いてドリア仕立てにしました。『冬来りなば春遠からじ』とは、英国の詩人シェリーの言葉です。一歩一歩近づいてくる春の足音を心待ちにしつつ、この時期ならではの美味しさを楽しんではいかがでしょうか。

 

厚揚げと白いんげん豆のカスレ 玄米ドリア仕立て

◎4人分

玄米ご飯……400g
厚揚げ……1/2丁
白いんげん豆……40g(乾燥重量)
にんじん……100g
玉ねぎ……100g
セロリ……25g
だしを取った後の椎茸……3枚
昆布椎茸だし……150cc
トマトピューレ……'大さじ1
醤油……小さじ1
豆味噌……小さじ1
塩・こしょう……少々
ローリエ……1枚
ごま油……適量
パン粉……大さじ1

厚揚げと白いんげん豆のカスレ 玄米ドリア仕立て

◎作り方

  1. 厚揚げは油抜きし、1.5pのさいの目に切る。白いんげん豆は戻して柔らかく炊いておく。にんじん、玉ねぎ、セロリ、にんにくはみじん切りにする。
    椎茸は1p幅でまわし切りする。
  2. 冷たい鍋にごま油を敷き弱火にかける。玉ねぎを入れて一炒めし、他の野菜も全部加え、弱火でじっくりとび色に色づくまで炒める。
  3. Aに厚揚げと白いんげん豆、椎茸を入れ、だし汁を注ぎ、トマトピューレ、醤油、豆味噌、ローリエを加え、塩・こしょうで味を整える。味が馴染むまで10分前後、煮込む
  4. グラタン皿に玄米ご飯を敷き、Bを上にかけてパン粉を振り、ごま油少々を上から流す。230度のオーブンで20〜25分焼く。表面に程よい焦げ目がつけばできあがり。

【2012年2月号の他のレシピは…】

〇蒸し蓮根の豆鼓ソース和え
〇下仁田ねぎとセリの温かいサラダ

小林 薫音満

岡田英貞 / おかだひでさだ

商社に勤務するも環境問題や食の安全性、自然食について強い関心を持ったことから退職し、コックの道を目指す。2005年8月に東京代官山に「メルロ パノニカ」を開店する。リマ・クッキングスクール師範科修了。リマ・クッキングスクール師範科講師として、料理を通じマクロビオティックを普及中。