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月刊「マクロビオティック」3月号 おすすめレシピ
マクロビオティック クッキングスクール リマの講師が尊敬する桜沢里真先生には、日常食べる料理をはじめ、体を調える食養料理、季節料理、おもてなし料理、おやつまで、数えきれないレシピがあります。今年は講師が好きな桜沢里真先生のレシピを、調理のコツやポイント、思い出などを添えてご紹介します。
ショソン

【材料(作りやすい量)】
地粉……300g
完全粉……100g
塩……小さじ1
シナモン……少々
胡麻油……大さじ2〜
さつま芋……3本
りんご……1個半
塩(塩水用)……適量
【作り方】
[圧力鍋の場合]
- 地粉、完全粉、塩、シナモン、胡麻油をよく混ぜ合わせ(粉に油が同化するまで)、水を少しずつ加えてまとめ、寝かしておく。
- さつま芋は蒸して皮を剥いて裏漉しし、塩味をつける。
- りんごは四つ切りにして皮と芯を取り、3%の塩水(水1カップに塩小さじ1)にくぐらせイチョウ切りにして蒸し煮し、Aと合わせる。
- @をのばして8〜9cmの丸型に抜き、Bの餡をのせ、半分に折って形を作る。
- 温めた天板に胡麻油を塗りCを並べ、表面にも胡麻油を塗ってオーブンで焼く(180度で20〜30分)。
ショソンとは、フランス語で「スリッパ」の意味だそうで、半月型の形をスリッパに見立てた名前の小さなパイのことです。小豆と栗の餡、南瓜の餡、お惣菜などでも美味しいパイになります。
プロフィール
櫻井 裕子/さくらい ゆうこ
クッキングスクール リマ 藤が丘校主宰。本校ではベーシックTコースを担当。2006年、妊娠を機にマクロビオティックに出会う。現在3人の子どもをマクロビオティックで子育て中。忙し
い方でも無理なく、 楽しく続けていけるシンプルなマクロビオティック料理を目指す。

【バックナンバー】
2023年2月号「おめでとう」
2023年1月号「細のり巻きといなりずし」
2022年12月号「根菜のパエリア」
2022年11月号「射込み蓮根(蓮根のはさみ揚げ)」
2022年10月号「五色のビビンバ」
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