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『月刊マクロビオティック』おすすめ記事

コラム:桜沢如一のコトバに学ぶ

「神という名の宇宙の秩序」
日本CI協会刊「マクロビオティック誌」連載
2017年11月号掲載(第86回目)
寺子屋TAO塾代表 波多野毅

科学する人々は、よく神様を持ち出すと嘲笑します。少なくとも耳を傾けない人が多いです。けれども、神とは、科学が大きな犠牲を払って探している真理の古名であります。西洋の大科学者といわれるような人々は、皆本当に敬虔な神を信ずる人々です。ニュートンでも、パストゥールでも…一人も例外はありません。ソルボンヌ大学でも、ケンブリッジ大学でも、礼拝堂を持たない大学はありません。(「バイキンの国探検」)

ロシアの文豪トルストイは、「人間の掟への服従の意識は、我々を奴隷にするが、神の掟への服従の意識は我々
を自由にする」と言ったが、桜沢も「神様( 宇宙の秩序)と共に生活する事ほどノンキな事はありません。もう、何もかも許された気持ちでいられます。この気軽さは、全ての享楽よりも私たちを幸福にしてくれるものです。何の心配も全くいらないのです。ただ、コンコンと溢るる泉のように、夜も昼も溢れ止まぬ恩寵をコクコク赤ん坊の様に飲むだけでいいのです。神はいかなる罪悪をも許し給うのです」という言葉を残している。

コペルニクスの天文学に始まり、ガリレオ、ベーコンの物理学に至る科学史の流れの中で、デカルトの科学哲学が近代科学の源となった。つまり、自然を機械とみなす「機械論的世界観」と、複雑な現象を細かい構成要素に還元することで全体を理解する「要素還元主義」。我々が「科学的」という時、客観性を判断する材料は、二元論に基づくこのデカルト的方法論を用いているかどうかが問われる。

しかし、デカルト自身は神の存在を信じ、意識と物質を二分しながらも、全ては神の創造物であり、神において両者は結びついていると考えていた。彼は、生命の深い研究に入る前に、まず肉体を研究し、精神現象を後回しにしただけだった。志半ばで若死にしたために、彼の後に続く者が神の存在を忘れ、物質のみを科学の対象にしてしまった。桜沢は、デカルトがもう10年生きていたら彼の驚くべき天賦の才は、さらに深く生命の根元を掘り下げたことであろうと嘆いた。

波多野 毅

波多野 毅 /はたの たけし

1962年熊本県生まれ。一般社団法人TAO塾代表理事・熊本大学特別講師。修士論文のテーマは「食の構造的暴力と身土不二の平和論」。鍼灸学生時代、日本CI協会、正食協会にてマクロビオティックを学び、93年Kushi Institute勤務。著書に「医食農同源の論理」「自遊人の羅針盤」など。

※この記事は「月刊マクロビオティック」で連載しています。

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