いきなり序文から、引き込まれました。「コレは幼稚な作品だが、私にとってはマコトニ記念すべきモノであり、最も重大なモノだと思う。」とのこと!数ある桜沢さんの本の中で最も重大な本とは一体?
さらに追記の最後にも、本書の重みが凝縮されているような一文が登場。「この本は一時間でも読める。10年かかって読むコトもできる。私はモー少なくとも45年、毎日毎日、毎分毎秒読み続けている。」
これは、本書を読むにあたっての心構え指南であると同時に、読書の真髄でもあります。夢を叶えたり、自由に生き続けるためにも欠かせない考えです。深い……。心して読ま ないといけない気になりますよね。
個人的には「序文の段階で既に読む価値があった」と感じるくらいです。本書を一言で語るなら「桜沢さんが35年に渡って話し続けてきた内容が詰まった一冊」という感じでしょ うか。これを読まずしてマクロビオティックは語れず、さらには、何度読み返しても充分過ぎるということはない。自由に幸せに生きたい人にとって、座右の書にふさわしい、そ んな本ですね。ここに全ての原点がありますよ、間違いなく。
もし、本書を読んだにも関わらず夢が実現できていなかったり、幸せでないという人がいるならば、それは何も読めてないという証、といっても過言ではないでしょう。
逆に、本書をしっかりモノにできてしまえば、桜沢さんのように次から次へと夢が叶ってしまう状態になるはずです。あなたの人生を変える一冊になったとしても全く不思議は ありません。
まだ読んでいない方は、今すぐ入手を!もしも読みづらかったり、あまりピンと来なくても、わかるまで、腑に落ちるまで、繰り返し読むことを強くオススメします。それだ けの価値があります!
(月刊マクロビオティック2014年12月号「団長が紐解くG・Oの世界」より)
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団長/だんちょう
年間1,000冊以上の読書を楽しむ「本のソムリエ」として、ロックバンド「一里塚華劇団」のVo.& Guitar、ラジオDJ、作家等として世界30ヵ国で活躍中。
学校や図書館での読書講演や読み聞かせ、テレビや雑誌でのお勧め本紹介など、老若男女から幅広い人気を集める。
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